VWが開発中の新型コンパクトセダン、『ヴィルタス』(Virtus)の市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
ヴィルタスは『ポロ』をベースとしており、インド市場向けにローカライズされた「MQBA0 IN」プラットフォームを採用。シュコダ『スラヴィア』の高級バージョンにあたるモデルだ。
スウェーデン北部の山中で捉えたプロトタイプは、ボディ全体をカモフラージュ。VWの伝統的セダンのシルエットが確認できるが、傾斜したルーフラインは実際はリフトバックである可能性を示唆している。
パワートレインの一つは最高出力115psを発揮する1.0リットル直列3気筒TSIエンジン、もう一つは最高出力150psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボユニットだ。両方のエンジンに6速マニュアルが標準設定されるが、直列4気筒には7速DSGがオプションで用意される予定となっている。
ヴィルタスの豊富な装備、より手頃なシュコダ スラヴィアに対する最大のアドバンテージとなっており、オプションで冷却シート、パノラマルーフ、フルデジタルインストルメントクラスターが提供される。
「ヴィルタス」の名称はすでに商標登録がされており、市販型でも採用されることが濃厚。デビューは5月と見られている。
その名は『ヴィルタス』、VW ポロ ベースの小型セダンが5月デビューへ
2022年01月26日(水) 19時00分
関連ニュース
- マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024 (04月25日 13時32分)
- スバル『レガシィ』セダン、2025年春に生産終了へ…電動化への移行を反映 (04月25日 08時00分)
- トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る (04月17日 19時00分)
- マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ (04月16日 07時30分)
- 初代は意外と短命だった、VW初のFF・3ボックスセダン『ジェッタ』【懐かしのカーカタログ】 (04月14日 15時00分)