東京オートサロン2022 VWブース《写真撮影  内田俊一》

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは東京オートサロン2022に発売されたばかりの『ゴルフGTI』と、エッティンガーとともに開発したボディキットを装着したエッティンガー仕様のゴルフGTIの2台を展示している。

ゴルフGTIは年末に発表し、1月7日から発売を開始したばかり。同社広報・マーケティング本部広報課の山崎信雄さんは、「現在日本に輸入したクルマの数を考えると、ディーラーに行っても、全ての店舗で展示、試乗車を用意出来ているかがまだ難しい状況」としたうえで、「東京オートサロン2022に来れば間違いなく見ていただける場所」と今回の出展を位置付ける。また、「ゴルフGTIは我々のラインナップの中でも固定のファン、長くファンでいていただいてるお客様が多いクルマ。そしてそういったファンの方々と東京オートサロンの来場者はマッチしている」と今回の出展理由をコメントした。

さらに本国のディーラー装着オプションの開発チームと、エッティンガーがコラボしたエアロパーツがフォルクスワーゲンの品番のついた純正のパーツとし採用されたことから、エッティンガー仕様のGTIも展示。山崎さんによると、「クルマに組みつけられた状態での展示は日本初」だという。実は、ゴルフ8でもエッティンガーのキットは発売後暫くして設定されたというが、「展示はしたことがなく、今回GTI用のものが設定されたのでそれを装着したクルマを展示。既にGTI用も販売店で発注できる状態」とのことだ。

因みにエッティンガーは1946年に、ゲルハルト・エッティンガー氏がドイツ・フランクフルト近郊に設立された整備会社からスタート。その後、卓越した開発力により各ドイツ車メーカーからエンジンチューニングを任せられ、今でもそのスポーツ性や実用性を兼ね備えた製品ラインアップを誇っている。しかし、今回純正での採用は現在ボディキットに限られる。その理由を山崎さんは、「チューンナップ仕様はクラブスポーツやRがVWにラインナップがある」と述べた。

今回の展示車には、フロントスポイラーとリアディフューザー、ルーフスポイラーの3点がエッティンガーブランドだ。ホイールは、VW純正のディーラーオプションで色付きのものがあることからそれが組み合わされ、GTIの差し色のレッドの色味を合わせた仕様である。

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