ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R7 ABS』が発表となった。今回は、3月14日に発売する限定400台の『YZF-R7 ABS WGP 60th アニバーサリー』を撮り下ろし写真で紹介。ロードレース世界選手権参戦60周年を記念した特別モデルで、往年のマシンを思わせるカラーリングを採用している。
YZF-R7のコンセプトは「Fun Master of Super Sport」。スポーツネイキッド『MT-07』のコンポーネントを基本としながらも、最新スーパースポーツのスタイルとスポーティーなハンドリングを調和。幅広い技量のライダーがサーキットにて“扱いきれて楽しめるスーパースポーツ”という新ジャンルをめざした。
デザインコンセプトは「Skinny Proportion for Perfect Control」。スリムなエンジンのメリットを生かし、前面投影面積を小さくすることで空気抵抗の低減に寄与。688cc 2気筒エンジンながらRシリーズで最もスリムなボディ幅を実現しているのがトピックだ。
ホリゾンタルラインを基軸とするシルエット、空力性能を最大化するエアマネジメントカウル、M字ダクトや2眼ポジションランプなど、『YZF-R1』が持つRシリーズとしてのスタイリングアイコンも継承する。
WGP 60th アニバーサリーは、「1961年から最高峰へ挑み続ける情熱を表すシンボリックなカラー&グラフィック」を採用。1980年の「YZR500(0W48)」をモチーフにしたヤマハレーシングマシン伝統のカラーリングとなっており、シルキーホワイトのボディにレッドのスピードブロックが映える。前後ホイールはゴールドカラーとし、ノーマルモデルではカラー塗装されているアルミ製アンダーカバーはバフクリア仕上げとなっており、より高性能を主張する。
このほかレーシングイメージを訴求する配色のタンクには、WGP参戦60周年記念エンブレムも装着されている。
本体価格は95万9000円(税込105万4900円)。
赤のスピードブロックが映える!ヤマハ『YZF-R7』WGP参戦60周年カラーにシビれる[詳細画像]
2021年12月22日(水) 20時00分
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