スピーカーパッケージ「SP-12F」(フロント専用セパレート2ウェイタイプ)※ネットワーク付属《写真提供 ソニックデザイン》

ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「ソニックプラス」トヨタ車専用モデルのうち、『ヤリス』『GRヤリス』『ヤリスクロス』の3車種向けにトップグレードタイプを新設定し、7月27日から全国の認定販売店および一部トヨタ販売店で発売する。

新製品は、同社ハイエンドスピーカーシリーズ「プレミアムライン」譲りのオールピュアアラミド振動板を採用したヤリス/GRヤリス/ヤリスクロス専用トップグレードモデルとなる。ヤリス/GRヤリス専用およびヤリスクロス専用それぞれに、フロント専用セパレート2ウェイタイプ、フロント専用フルレンジタイプ、リア専用の3製品・計6パッケージをラインアップ。各製品ともボルトオン&カプラーオンで取り付けるため、車両の価値を損なわず、現状復帰も容易に行うことができる。

ウーファーモジュールには、新世代77mmウーファーユニット「SD-N77Fi型」を搭載。ハイエンドスピーカーシリーズ「プレミアムライン」の新世代ユニット群と同等のオールピュアアラミド振動板を採用しながら、ソニックプラス向けに各部を最適化した。最高品質のピュアアラミド振動板をコーン部だけでなくセンターキャップ部にも贅沢に使い、最適な音質チューニングを施すことで中高音域で歪率と周波数レスポンスを大きく改善。クリアでしなやかな新次元の高音質を実現した。磁気回路は高密度ネオジウムマグネットとナローギャップ・モーターシステムを組み合わせた外磁型とし、エンクロージュア内容積をより有効に活かせるよう配慮している。

また、カーオーディオ再生の理想とされるドア内エンクロージュア方式を手軽に実現する独自のアルミハイブリッド方式を採用する。アルミダイキャスト製フロントバッフルと特殊樹脂製バックチャンバーという異種素材を強固に結合。共振を分散させる2ピース構造とも相まって、デッドニングなしで不要共振を抑えたクリアなサウンドを再現する。

トゥイーター部には、トップグレードモデル専用の18mmドームトゥイーター「SD-T18F型」を搭載。ピュアアラミド振動板とナローギャップ・モーターシステムとを組み合わせ、純正トゥイーターとの交換装着に対応するコンパクトサイズに仕立てた。最高品質のピュアアラミド素材と高密度ネオジウムマグネットによる強力な磁気回路が情報量あふれる伸びやかな高音を生み出し、同時にSD-N77Fi型ウーファーとの音色統一も徹底させている。

またフロント専用セパレート2ウェイタイプには、最適化した専用設計のハイパス/ローパス独立式ネットワークを付属した。トゥイーター側とウーファー側をそれぞれ独立回路とすることで帯域間の相互干渉を排除したほか、バイアンプ駆動やバイワイヤリング接続、マルチアンプシステムなど、マニアライクなグレードアップにも対応。回路素子には高品位パーツを厳選採用し、細部まで音の良さにこだわった。さらに、回路基板を制振効果の高い樹脂チューブで小さく固めることで走行中の振動の影響や湿気などによる劣化を防ぐとともに、インストール性にも配慮している。

価格はフロント専用セパレート2ウェイタイプが20万0200円、フロント専用フルレンジタイプおよびリア専用が各14万4100円。

ヤリスクロス《写真提供 ソニックデザイン》 スピーカーパッケージ「SP-Y11F」(フロント専用フルレンジタイプ)《写真提供 ソニックデザイン》 スピーカーパッケージ「SP-P30RF」(ヤリスクロス/リア専用)《写真提供 ソニックデザイン》 スピーカーパッケージ「SP-P31RF」(ヤリス/リア専用)《写真提供 ソニックデザイン》