BMWは現在、ミドルクラスセダン『5シリーズ』および高性能モデル『M5』の改良新型を開発しているが、これらとは異なる謎のプロトタイプ車両をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
この怪しげなプロトタイプはM5コンペティションをベースに、フェンダーフレアを装備し、通常のM5より広いトラックが確認できる。M5は275mm、M5コンペティションでは285mmのタイヤを装着するが、このプロトタイプの後輪にはBMW最大級となる295mmのタイヤが確認されている。
1つの可能性としては、2022年にBMW M社が50周年を迎えることを祝うためのスペシャルモデルの線だ。もう1つは次世代型M5のテストミュールで、古いボディの下で新しいプラットフォームをテストしている可能性がある。
次世代型M5は2024年に到着予定で、最高出力760ps、最大トルク998Nmを発揮するV型8気筒エンジン+電気モーターを備えると予想されている。また最高出力1006psを発揮するフルエレクトリックバージョンも噂されている。こちらは、135kWhのバッテリーパックを搭載し、0-100km/h加速2.9秒という爆発的加速を持ち、WLTP計測で最大700kmの航続距離が可能になるという。
このプロトタイプに関しては追加情報を入手次第、お伝えしていきたい。
極太タイヤのBMW M5? 謎のプロトタイプの正体は
2021年05月07日(金) 08時00分
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