レクサスES 改良新型(2022年型北米仕様)《photo by Lexus》

レクサスは上海モーターショー2021(オートシャンハイ2021)で『ES』改良新型を世界初公開した。レクサス・インターナショナルのプレジデントで、トヨタ自動車のチーフ・ブランディングオフィサーの佐藤恒治氏は「中国レクサスでもっともご愛顧いただいている」車種だという。

レクサス・インターナショナルの青木哲哉チーフエンジニアは、改良新型の開発目標は、ESの持つ上質さを深化させるとともに新たな価値を付加すること、だという。開発にあたっては、改善要素を洗い出し、細部に至るまで造り込んだと自負する。

「静粛性と乗り心地を向上させるとともに、ステアリング操作に対してドライバーの意図した通りにクルマが動くリニアリティを追求した。デザインにおいてもESの特徴であるエレガンスに磨きをかけるとともに、新たにモダンさを演出した。『より良いクルマづくり』をめざす開発陣の『Always On』の思想を、ESに乗ることで体感してほしい」

ESは、1989年にフラッグシップセダン『LS』とともに販売を開始した。静粛性と乗り心地、広い室内空間が好評で、これまで80以上の国や地域において累計約265万台を販売してきたレクサス・ラインアップの基幹車種だ。

ES改良新型の日本での発売は、2021年秋頃を予定している。北米では2022年型として同じく2021年秋以降にディーラーに並ぶ予定だ。

レクサスES 改良新型(2022年型北米仕様)《photo by Lexus》 レクサスES 改良新型(2022年型北米仕様)《photo by Lexus》