スズキ・スイフト《写真提供 スズキ》

スズキは4月22日、『スイフト』(MT車)について、アダプティブクルーズコントロール(ACC)使用時に先行車と衝突するおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2020年4月8から2021年4月8日に製造された5245台。

対象車両は、横滑り防止装置(ESC)コントローラにて、ACC使用時の制動制御プログラムに誤りがあることが判明。先行車へ接近する等の理由で減速が必要な際にESCによる制動制御が働かず、減速による車速調整ができない。そのため最悪の場合、先行車に衝突するおそれがある。

改善措置として、オーナーにACC機能を使用しないよう通知し、全車両、ESCコントローラのプログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合は1件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。

改善箇所《画像提供 国土交通省》 対象車両《資料提供 国土交通省》