ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は4月20日、「2021ワールドアーバンカーオブザイヤー」をホンダの新型EV、『ホンダe』に授与すると発表した。
ワールドアーバンカーオブザイヤーは、今回が5度目だ。ワールドアーバンカーオブザイヤーは、世界の人口の50%以上が、都市部に集中していることに着目して、5年前に新設された賞で、都市に似合う車を選ぶ賞となる。
2021ワールドアーバンカーオブザイヤーの結果は以下の通り。
●ホンダe(754点)
●トヨタ・ヤリス(737点)
●ホンダ・フィット(719点)
最終選考に残っていた日本メーカー車の3台の中から、ホンダの新型EVの『ホンダe』が、2021ワールドアーバンカーオブザイヤーに輝いた。
ホンダeの欧州仕様車には、モーターの最大出力が136psと154psの2種類のチューニングが設定される。どちらも、最大トルクは32.1kgmを引き出す。ホンダeでは、このモーターが後輪を駆動する。前後重量配分は50対50とした。0〜100km/h加速は、136ps仕様が9秒、154ps仕様が8.3秒だ。最高速は145km/hとした。
ホンダeには、蓄電容量35.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、136ps仕様が最大222km。154ps仕様は、17インチホイール装着車の航続が最大210km、16インチ仕様は最大222kmとなる(いずれもWLTP計測)。出力100kWの急速充電を利用すれば、30分でバッテリー容量の80%まで充電できる。
なお、ワールドアーバンカーオブザイヤーは、第1回はBMW『i3』、第2回はフォルクスワーゲン『ポロ』、第3回はスズキ『ジムニー』、第4回はキア『ソウルEV』が受賞している。
ホンダの小型EV『ホンダe』、2021ワールドアーバンカーオブザイヤー受賞
2021年04月21日(水) 13時30分
関連ニュース
- 実はハッチバックから登場した初代『アコード』、セダンが見せた「現実的な雰囲気」【懐かしのカーカタログ】 (03月17日 15時00分)
- 【マツダ2 vs フィット】スペック比較…コンパクトカー選ぶなら? こだわりの違いは (03月15日 11時30分)
- MINI ハッチバック 新型、生産開始---内燃エンジン車がラインオフ (03月13日 10時30分)
- MINI ハッチバック 新型のEV、「ゴーカートフィーリング」は全天候型 (01月26日 08時30分)
- [15秒でわかる]『ホンダe』生産終了…ホンダの量産BEV1号は大苦戦の結果に (01月10日 09時00分)