三菱自動車は10日、クロスオーバーSUV『アウトランダー』をフルモデルチェンジし、2021年2月に発表することを明らかにした。発表に先駆け、新型アウトランダーのデザインを一部公開した。
これまで三菱自動車は新型アウトランダーの投入について、中期経営計画などで「2021年度にかけて」と説明していた。
2012年以来のフルモデルチェンジとなる新型アウトランダーの商品コンセプトは「威風堂々」。プロポーションから大きく見直し、次世代の三菱自動車を象徴するクルマへと昇華させた。
エクステリアデザインは、進化を遂げたフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」による力強く堂々としたフロントフェイスをはじめ、随所にこれからの三菱デザインを象徴するデザインを採用。三菱自動車が目指す新たなるデザインの方向性を具現化した。
公開された画像からは、力強いシルエットと、新型『エクリプス クロス』と共通するシャープなLEDライトが見える。また、背景にある岩のような金属の塊に目をこらすと、反射するサイドとリアのデザインの一部も確認できる。
新型アウトランダーのデザインについて、三菱自動車の渡辺誠二デザイン本部長は「アウトランダーのフルモデルチェンジにあたり、大地をしっかり踏みしめるスタンスで乗る人に安心感を与えられるクルマを作り上げたと確信している。次世代の三菱自動車らしさを具現化した最初のモデルとなるこの新型アウトランダーとともに、三菱デザインはさらなる進化を遂げていく」と語っている。
新型アウトランダーは2021年2月にオンラインでの発表を予定。米国、カナダ、プエルトリコをはじめ、グローバルに順次投入していく。なお、発表会の日時および放映URLは2021年初頭に公開する。
日本では、現行モデルのガソリン車が生産終了となり、現在はPHEVのみを販売している。日本モデルの導入時期は現時点で明かされていないが、期待は高まる。
三菱 アウトランダー 新型、2021年2月に発表へ…デザインの一部が公開される
2020年12月10日(木) 23時03分
関連ニュース
- 三菱自動車の出展テーマは「モータースポーツ」、篠塚建次郎氏を追悼…オートモビル カウンシル2024予定 (04月11日 07時30分)
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- 三菱 アウトランダーPHEVとエクリプスクロス、機能装備を充実 (12月07日 20時00分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)