三菱自動車は、12月1日に開幕した「タイ国際モーターエキスポ2020」で『アウトランダーPHEV』を同国初披露、予約注文を開始した。アセアンへの投入は昨年7月のインドネシア、今年9月のフィリピンに続いて3か国目となる。
アウトランダーPHEVは、三菱自動車の強みである電動化技術、SUV技術、四輪制御技術を結集させたフラッグシップモデル。ツインモーター4WDと車両運動統合制御システム「S-AWC」によって、力強く滑らかで静かなEVならではの走り、誰もが安心して楽しめるハンドリングを提供する。2013年の発売から累計販売台数は26万台を達成し、PHEVカテゴリーにて世界最多販売を記録。近日中に日本での発売を予定している新型『エクリプス クロス』のPHEVモデルとあわせ、グローバルでのPHEVラインアップを拡充していく。
また、タイ国際モーターエキスポでは、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が「電動ドライブハウス(DDH)」をデモンストレーション展示する。DDHとは、電動車、V2H充放電機器、太陽光パネル、家庭用蓄電池などで構成する家庭での使用を想定したシステムをパッケージ化したサービス。太陽光発電による電動車への充電や、電動車から家庭への電力供給を可能とし、電気代の節約や緊急時の非常用電源としての利便性など、様々なメリットを提供する。
三菱自、アウトランダーPHEVをタイで初披露 アセアン3か国目の投入
2020年12月02日(水) 06時45分
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