アイサイトとAIの融合(イメージ)《写真提供 SUBARU》

SUBARU(スバル)は、AI開発拠点「スバルラボ」を2020年12月、野村不動産が展開するサービス付小規模オフィス「H1O(エイチワンオー)渋谷三丁目」(東京都渋谷区)内に開設すると発表した。

2030年に死亡交通事故ゼロを目指すスバルは、運転支援システム「アイサイト」にAIの判断能力を融合させ、安全性をさらに向上させる研究開発を行っている。今回、近年の再開発によりIT企業集積地として進化し続ける渋谷にオフィスを開設。AI開発に必要な人材のスムーズかつ的確な採用や、IT関連企業との連携などを可能とし、これまで以上にスピード感のある開発を目指す。

なお、スバルラボはリモートワークとの併用を想定しながら、密の回避と従業員同士のコミュニケーションの質的向上を両立した設計とするなど、新型コロナウイルスの影響でオフィスの在り方が問われる中でも従業員が集中して働きやすい環境を構築した。

H1O 渋谷三丁目の共用ラウンジ(イメージ)《写真提供 SUBARU》