マツダは11月9日、欧州市場でトヨタ自動車から『ヤリス』のハイブリッド車をベースにしたモデルをOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けて欧州市場に投入すると発表した。
欧州は、燃費規制が強化されているが、電動車両の品揃えが遅れているマツダは、二酸化炭素排出量の企業別平均基準を達成できていない。このため、2020年もトヨタから排出枠を一部共用するオープンプールを活用、基準未達成による巨額の罰金支払いを逃れる見通し。
マツダは電気自動車『MX-30』を投入したものの、電動化が遅れている。このため、低燃費のトヨタ・ヤリスのハイブリッド車をOEMで調達して、燃費基準の達成を目指す。OEM供給を受ける車両はトヨタのフランス工場で生産しているヤリスをベースに、マツダ向けに一部改修する。
マツダ、トヨタ ヤリスHV をOEM調達へ---欧州市場に投入
2020年11月10日(火) 11時30分
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