VW ゴルフR ヴァリアント(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

VW『ゴルフ』の頂点に君臨するハードコアモデル『ゴルフR』新型を、11月4日にデジタルワールドプレミアすると発表している。早くもその派生ワゴン『ゴルフRヴァリアント』が高速テストを開始したようだ。スクープサイト「Spyder7」がニュルブルクリンクでその姿を捉えた。

捉えたプロトタイプは、ヘッドライト周りとグリルを偽装、テールライトにステッカーを貼り現行モデル(ゴルフ7)を模しているが、ブルーブレーキキャリパー備える高性能ブレーキシステム、スキニータイヤ、19インチホイール、クワッドエキゾーストシステムをインストールしており、ハードコア「R」であることは間違いない。

奇妙なのは、ホイールアーチとフロントバンパーにプラスチック製のボディクラッディングを装着、「オールトラック」の装いを見せている点だ。しかし現段階で「オールトラック」にRが設定される可能性は低く、ワゴン「ヴァリアント」のカモフラージュとみていいだろう。

パワートレインに関しては、アウディの2.5リットル直列5気筒TFSIターボを搭載するという噂もあったが、最終的には『ティグアンR』や『アルテオンR/シューティングブレーク』に搭載されている2.0リットル直列4気筒TSIターボチャージャーが搭載されそうだ。

また「4モーション」AWDシステムとDSGが組み合わされ、最高出力333psを発揮、0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hのハイパフォーマンスが予想される。

ゴルフRヴァリアントの正式発表は、ハッチバックの登場から約1年遅れの2021年秋頃と予想される。

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