マツダCX-30《写真提供 マツダ》

マツダは10月15日、『CX-30』のヘッドライトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2019年8月6日から2020年3月20日に製造された7513台。

対象車両は、アダプティブLEDヘッドライトを制御するコントロールユニットにおいて、光軸調整用プログラムが不適切なため、プッシュボタンスタートを押して電源ポジションをONにした際、ヘッドライトの光軸初期化が正しく作動しないことがある。そのため、ヘッドライトの光軸が上向きにずれ、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置として、全車両、アダプティブLEDヘッドライトコントロールユニットの光軸調整用プログラムを対策プログラムに修正する。

不具合は25件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像提供 国土交通省》 マツダCX-30《写真撮影 中野英幸》