三菱 アウトランダー PHEV(英国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》

三菱自動車の英国部門は8月14日、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)の累計販売台数が5万台を突破し、ベストセラープラグインハイブリッド車になった、と発表した。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大によって引き起こされた大規模な混乱と、これまで以上に競争の激しいプラグインハイブリッド市場にもかかわらず、三菱アウトランダーPHEVは2020年1〜7月、英国で2662台を販売した。

アウトランダーPHEVは6年前の2014年4月1日、英国市場に投入された。導入から2020年7月末までに、合計5万1667台のアウトランダーPHEVが英国で販売された。この台数は、プラグインハイブリッド車で販売第2位のモデルの2倍であり、英国で誰もが認める人気のプラグインハイブリッド車になっているという。

アウトランダーPHEVは2019年モデルで、駆動用バッテリーとエンジンを新設計する大幅改良を実施した。モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、ほぼ一新といえる約9割のコンポーネントを改良している。

最新の三菱アウトランダーPHEVには、2.4リットルのアトキンソンサイクルガソリンエンジンに強力なモーターや大容量バッテリーを搭載する。WLTP計測によるEVモードは45km、CO2排出量は46g/kmとしている。

三菱 アウトランダー PHEV(英国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》