BMWの最小クロスオーバーSUV、『X1』次期型プロトタイプを、ミュンヘンにあるBMW本社近くでカメラが捉えた。
キャリアカーでの運送中を捉えたプロトタイプは、開発初期段階にあるようだ。重厚なカモフラージュをまとっているばかりでなく、ヘッドライトやテールライトなどすべてダミーが装着されている。
しかし、リアウィンドウの傾斜が強くなっており、流行のクーペSUVとなる可能性があるほか、ワイドなキドニーグリル、『2シリーズ アクティブツアラー』次期型と似たテールライトなどが予想されている。
このプロトタイプはリアバンパーの下に排気口を備えていることから、内燃機関を搭載するモデルと思われるが、社内コード「U11」と呼ばれる次期型では、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのほか、プラグインハイブリッド「xDrive 25e」や、フルエレクトリック版『iX1』の登場など電動化が加速する。
次期型のアーキテクチャには、『1シリーズ』新型でデビューしたFWDプラットフォーム「FAAR」を採用。剛性が高められるとともに、ドライビング・ダイナミクスや安全性能が大幅に向上、「2シリーズ アクティブツアラー」新型と密接に関連するはずだ。
キャビン内では湾曲したインストルメントパネル、人間工学に基づきエコ素材を備えた超ミニマリストダッシュボードが予想されている。
X1次期型のデビューは2023年以降が有力だ。
BMWの最小SUV『X1』、次期型は2023年デビューへ…EV・PHEVと電動化を加速
2020年08月16日(日) 08時00分
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