メルセデスAMG C53 開発車両(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツは、現在主力モデル『Cクラス』新型を開発中だが、そのハイパフォーマンスモデルで、AMG『C43』後継モデルとなるAMG『C53』市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

南ヨーロッパで撮影されたプロトタイプは、完全カモフラージュされておりディテールは不明だ。ヒントは、大径ホイール、大型ブレーキ、ワイドなトラック、仮に装着されているデュアルエキゾーストパイプで、偽装されたフロントマスクの下には、複数の垂直スラットを備えるパナメリカーナグリルや大口のコーナーエアインテークが隠されているはずだ。パナメリカーナグリルは「A45」でも採用されており、C53での採用も濃厚といえるだろう。


リアエンドでは、トランク部まで伸びるであろうテールライト、ナンバープレートの側面にはリバースライトが露出していることが見てとれる。

現行型AMG C43は、直噴3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は390hpを発揮する。一方、新型となるC53ではV6に別れを告げ、2.0リットル直列4気筒を搭載する。ハイブリッドテクノロジーを採用し、最高出力は「A45 S」と同様の416psに達する可能性があるという。

ベースとなるCクラスの発表が2020年後半、または2021年前半とみられており、AMG C53はその約1年後と予想される。

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