ペダル踏み間違い時加速抑制装置 車載インジケーター(作動時イメージ)《画像:SUBARU》

SUBARU(スバル)は、全国のスバル販売店を通じて、既販車を対象にした後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の販売を5月29日より開始した。

近年、高齢運転者を中心に、駐車場等におけるアクセルとブレーキペダルの踏み間違いによる事故が増加。スバルでは運転支援システム「アイサイト」および「スマートアシスト」を搭載したモデルのラインアップを拡充することで、より多くのユーザーに安心を提供してきた。

今回発売する「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」は、アイサイトやスマートアシスト非装着モデルのユーザーにもより一層の「安心と愉しさ」を提供するもの。適用車種により「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」と「ペダル踏み間違い時加速抑制装置 『つくつく防止』」の2種類を用意する。

ペダル踏み間違い時加速抑制装置は、約10km/h以下での前進/後退時に、前後に装着したソナーセンサーで前/後方約3m以内にある壁などの障害物を検知した場合、ランプとブザーで警告。それでもアクセルを強く踏み込んだ場合には加速を抑制する。また、後退時には障害物の検知にかかわらず、時速約5km以上でアクセルを強く踏んだ場合や、アクセルを踏んだまま時速約5kmを超えた場合に、警告と加速抑制を行う。

適用車種は『インプレッサ』(GP/GJ型)および『XV』(GP型)。価格は5万6100円。

ペダル踏み間違い時加速抑制装置「つくつく防止」は、時速約10km以下での前進/後退時に、前後に装着したソナーセンサーで前/後方約3m以内にある壁などの障害物を検知し、アクセルを強く踏み込んでしまった場合、ランプとブザーで警告するとともに、加速を抑制する。

適用車種は『ルクラ』(RF型)、『ステラ』(RK型)、『プレオ』(RD型)、『プレオ+』(RE型)。価格は3万5200円。