スバルブース(ニューヨークモーターショー2019)《撮影 佐藤靖彦》

ニューヨークモーターショーを主催するニューヨーク自動車ディーラー協会は5月22日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響により、ニューヨークモーターショー2020を中止すると発表した。

当初の予定では、ニューヨークモーターショー2020は、4月8日のプレスデーを皮切りに開幕する計画だった。これを3月10日、プレスデーが8月26日と27日、一般公開が8月28日から9月6日までの日程に延期すると発表していた。

ニューヨーク自動車ディーラー協会は今回、ニューヨークモーターショー2020を中止すると発表した。中止の理由は、会場のジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターが、新型コロナウイルスの患者の治療を行う臨時の病院として、8月の時点でも継続使用されることが決まったためだ。

ニューヨークモーターショーは、米国で最初かつ最大規模の自動車ショーだ。第1回は1900年に開始され、120年という長い歴史を持つ。

ニューヨーク自動車ディーラー協会は、次回のニューヨークモーターショー2021の日程について、プレスデーが2021年3月31日と4月1日、一般公開が4月2〜11日に決定した、としている。

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