VW ティグアンR 開発車両(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

『ゴルフ』を抜いて2019年のVWの世界最量販車となったことで話題の『ティグアン』。現在VWは改良モデルを開発しているが、新たに設定されるハイパフォーマンスモデル『ティグアンR』の市販型プロトタイプをニュルブルクリンクでカメラが捉えた。

ティグアンは2008年に初代がデビュー、2016年に現行モデルとなる2代目にバトンタッチされている。これまで最強モデル「R」は設定されておらず、これが初の設定となるとともに、弟分『T-Roc R』に続いて同社2番目のハイパフォーマンス・クロスオーバーSUVの誕生となる。


捉えたプロトタイプは、高速ハードテストのため車内にロールケージを配置。ティグアン改良新型同様に『ゴルフ8』風ハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを備えるが、アグレッシブなバンパー、巨大なエアインテークを装備し、T-Roc Rや『ゴルフR』同様にクワッドエキゾーストシステムがインサートされる。

その心臓部には、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載、7速DSGトランスミッションと組み合わされ、「4MOTION」全輪駆動システムを採用。最高出力は296psを発揮すると予想されるが、ゴルフR新型とパワートレインを共有する場合、最大330馬力とも噂される。

コロナウィルスの影響で大々的なワールドプレミアは行われない可能性もあり、2020年後半にも、ベースモデルとともにオンラインデビューすると予想される。

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