米国CRCに寄贈された三菱アウトランダーPHEV《photo by Mitsubishi Motors》

三菱自動車の米国部門は4月15日、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)の2020年モデルを、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)や竜巻の被災者を支援する米国の非営利団体「CRC」に寄贈した、と発表した。

アウトランダーPHEVの2020年モデルには、最新の先進運転支援システム(ADAS)を導入する。「SEL」グレードに、フォワード・コリジョン・ミティゲーション(FCM、衝突被害軽減ブレーキシステム)、レーン・ディパチャー・ウォーニング(LDW)、オートマチック・ハイビーム(AHB)を標準装備している。

また、2020年モデルでは、コネクティビティも充実させた。最新の8インチSDA(スマートフォンリンク・ディスプレイ・オーディオ)システムを、SELと「GT」グレードに搭載する。後席にもUSB充電ポートを追加し、合計3個としている。

アウトランダーPHEVは2019年モデルで、駆動用バッテリーとエンジンを新設計する大幅改良を実施した。モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、ほぼ一新といえる約9割のコンポーネントを改良している。

三菱自動車の米国部門は、このアウトランダーPHEVの2020年モデルを、米国のCRCに寄贈した。CRCは、テネシー州中部で発生した竜巻の被災者や、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けているナッシュビルの住民や中小企業を支援する活動に、アウトランダーPHEVを活用していく。

三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV(米国仕様)《photo by Mitsubishi Motors》