アウディ A4オールロードクワトロ(2012年)

アウディジャパンは1月29日、『A4オールロード』など6車種1668台について、エンジン始動/停止スイッチで指先を負傷するおそれがあるとして、国土交通省に改善対策を行うことを届け出た。

対象となるのは、『A4オールロード』、『RS4アバント』『RS5』『RS5カブリオレ』『A6オールロード』『RS6アバント』の6車種で2010年8月19日〜2013年9月18日に輸入された1668台。

対象車両は、エンジン始動/停止スイッチ表面に記載されている文字の字体が不適切なため、手汗などの油脂成分が付着すると、表面に施されたクロームコーティングの接着性が低下し、コーティングの一部が剥がれるものがある。そのため、スイッチを操作する際に文字の鋭角部分に触れると、指先を負傷するおそれがある。

改善措置として、全車両、エンジン始動/停止スイッチの文字の字体を点検し、対象となるものは対策品と交換する。

不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報および国土交通省からの指摘により改善対策を届け出た。

改善箇所《画像:国交省》