スズキ・ジムニー 新型(欧州仕様)《photo by Suzuki》

スズキ(Suzuki)の英国部門は1月24日、欧州での『ジムニー』(日本名:『ジムニー シエラ』に相当)の将来に関する一部メディアの憶測と報道に対して、「ジムニーが2020年内、少量ではあるものの、英国向けに継続販売されることを確認した」と発表した。

スズキは2018年後半、新型ジムニーの欧州発表に合わせて、「新型のCO2排出レベルが高くなると、2020年以降のヨーロッパにおける企業別平均CO2排出量に悪影響を与える」と発表していた。

スズキは、この企業別平均CO2排出量を削減し、燃費をさらに改善するために、欧州向けの『スイフトスポーツ』、『ヴィターラ』(日本名:『エスクード』)に相当)、『S-クロス』(日本名:『SX4 Sクロス』に相当)の3車種に、48ボルトのマイルドハイブリッドテクノロジーを導入する。

スズキは12ボルトのマイルドハイブリッドテクノロジーを2016年に欧州市場に投入。2020年の春からは、『イグニス』と『スイフト』の全ての欧州仕様車に、12ボルトのマイルドハイブリッドが標準装備される予定だ。

なお、スズキの英国部門は、すでに新型ジムニーを注文した顧客への納車分を確保するために、あらゆる努力を払う、としている。

スズキ・ジムニー 新型(欧州仕様)《photo by Suzuki》 スズキ・ジムニー 新型(欧州仕様)《photo by Suzuki》