日産自動車の欧州部門は1月20日、新型『リーフ NISMO RC』の欧州初公開イベントにおいて、『リーフ』(Nissan Leaf)の世界累計販売台数が45万台を達成した、と発表した。
日産は2010年、先代(初代)リーフを日本と米国で発売した。その後、世界展開を図り、欧州などの世界市場に導入してきた。
最新モデルの『リーフe+』には、新開発EVパワートレインを採用し、パフォーマンスと航続を向上させているのが特長だ。「e+」の名称は、エネルギー密度が増したバッテリーと、よりパワフルなパワートレインに由来する。日産によると、欧州仕様車の航続は、従来よりも約40%拡大しているという。
リーフe+は、最大出力215hp、最大トルク34.7kgmを発生するモーターを搭載する。これにより、高速走行時の加速性能を大きく向上させているという。例えば、80km/hから100km/hへの加速時間はおよそ15%短縮し、高速道路の合流や追い越しシーンにおいて、よりスムーズなドライビングを可能にした。最高速もおよそ10%引き上げている。
また、リーフe+のバッテリーは、エネルギー密度を約25%向上させた。室内空間やデザインを犠牲にすることなく、容量を55%向上させている。
日産 リーフ、世界累計販売45万台を達成
2020年01月22日(水) 18時00分
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