SUBARU(スバル)とスバルテクニカインターナショナル(STI)は、2020年のスバルモータースポーツ活動についての概要を発表した。
SUPER GTシリーズでは、GT300クラスにスバル「BRZ GT300」で参戦する。チーム総監督はSTIの渋谷真が務め、チーム運営は「R&D SPORT」が担当。ドライバーは昨年に引き続き井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨む。2020年の参戦車両は、水平対向ボクサーエンジンの耐久信頼性や燃焼効率の改善、シャシーと空力特性の最適化、タイヤ接地効率向上などの改良を施し、シリーズ優勝を狙う。
13年連続の参戦となるニュルブルクリンク24時間耐久レース(5月21〜24日)にはスバル「WRX STI NBRチャンレンジ」で参戦し、SP3Tクラスで3連覇を目指す。チーム総監督はSTIの辰己英治が務め、チーム運営はSTIエンジニアと全国のスバル特約店から選抜されたメカニックが行う。ドライバーは昨年に引き続き、カルロ・ヴァンダム選手(オランダ)、ティム・シュリック選手(独)、山内英輝選手(日本)、井口卓人選手(日本)の4名体制で臨む。
2020年の参戦車両は、空力の全面見直し、新サメ肌塗装処理、駆動系の強化、ブレーキの最適化等を織り込み、クラス優勝を飾った2019年のレース車両をさらに上回る速さを追求。進化した総合性能を武器に、SP3Tクラス3連覇はもとより、総合順位でも2019年の18位を上回る過去最高位を目指す。
全日本ラリー選手権には、スバルサポート選手がスバル「WRX STI」で参戦する。昨シーズン最上位クラスで連覇を達成した新井敏弘選手および勝田範彦選手、鎌田卓麻選手へのサポート継続に加え、今シーズンは新たに昨シーズン最上位クラス準優勝の新井大輝選手をサポートする。
GAZOO Racing 86/BRZ レースの各イベントには、STIがサービスチームを派遣し、スバルユーザーサポートを行う。
スバル、WRX STI でニュル24時間クラス3連覇を狙う…2020年モータースポーツ活動
2020年01月14日(火) 16時15分
関連ニュース
- NGK・NiterraがSUPER GT「NISMO NDDP」チームのメインスポンサーを継続 (02月16日 10時30分)
- SUPER GTへの『シビック』投入が秒読み! 漆黒のコンセプトカー…東京オートサロン (01月20日 18時00分)
- 【SUPER GT第8戦】au TOM'S GR Supraの坪井翔と宮田莉朋が2連勝でチャンピオンを獲得 (11月05日 22時49分)
- スバル WRX S4 改良新型発表、大型リヤスポイラーを新設定 (10月25日 13時45分)
- 【SUPER GT 第7戦】12番手スタートからau TOM'S GR Supraが大逆転優勝を決めランキングトップに浮上 (10月16日 07時15分)