スズキのインド部門、マルチスズキは8月8日、新型『エルティガ』(Suzuki Ertiga)に最新のガソリンクリーンエンジン車を設定した、と発表した。
エルティガは、3列シートの7人乗りミニバンだ。2012年からインドで生産と販売を開始した。コンパクトな車体ながら、広い室内空間と居住性、取り回しの良さを備えており、世界70以上の国と地域で販売されている。
2世代目となる新型エルティガは、高級感のあるフロントグリルやダイナミックなショルダーラインで力強さとエレガントさを追求した。インテリアは、木目調の加飾などにより、上質さを表現する。
車台には、新プラットフォームの「ハーテクト」(HEARTECT)を採用した。全長を130mm延長したことにより、広い室内空間と荷室スペースを実現している。
この新型エルティガに、最新のガソリンクリーンエンジン車が設定された。このエンジンは、インドで2020年に導入予定の新たな環境基準の「BSVI」に適合する。BSVIは、欧州のユーロ6に相当する新基準で、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減することが求められる。
なお、新型エルティガは2018年11月のインド発売以来、前年同期比60%増の6万1000台以上を販売した。発売から8か月で、インドMPVセグメントの販売首位に立っている。
スズキ エルティガ 新型、最新ガソリンクリーンエンジン車を設定…インド最量販MPV
2019年08月09日(金) 16時00分
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