VWメキシコ工場で最後のザ・ビートルがロールアウト(7月10日)《photo by Volkswagen》

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

丸みを帯びたフォルムから昆虫の「カブトムシ」に似ていることで、その愛称で親しまれていた独フォルクスワーゲン(VW)の小型車『ザ・ビートル』の生産が終了。最後まで現行型を生産していたメキシコ中部プエブラ州の工場では記念のセレモニーが行われ、別れを惜しんだという。

きょうの毎日や産経などが、共同配信の記事を取り上げている。初代『ビートル』はナチス・ドイツ時代の1930年代に生産を開始、「ニュービートル」、「ザ・ビートル」としてモデルチェンジを経て、世界で2000万台以上が販売されたが、ここ数年はスポーツ用多目的車(SUV)などの人気が高まり、 売れ行きが低迷したことで、昨年9月には、生産の打ち切りを発表していた。

この日、メキシコ工場で生産された最後の1台については販売を行わないで、メキシコ国内にあるVWが運営する博物館に収蔵されるそうだ。

2019年7月12日付

●はやぶさ2「地下岩石採取」リュウグウ再着地に成功(読売・1面)

●NY株初の2万7000ドル台(読売・11面)

●EV普及へ協議会設立(読売・11面)

●ビートル生産終了、VW初代から80年(毎日・6面)

●「副駅名」の命名権販売、JR北、来月から1件300万円(毎日・26面)

●五輪関連売上高累計2000億円超に、パナソニック(日経・12面)

●任天堂、悲願の「一人一台」「スイッチ」携帯用9月発売(日経・13面)

VWメキシコ工場で最後のザ・ビートルがロールアウト(7月10日)《photo by Volkswagen》 初代ビートル《photo by Volkswagen》 初代ビートル《photo by Volkswagen》 ニュービートル《photo by Volkswagen》