ヤマハ発動機が、台湾の電動バイクメーカーGogoro(ゴゴロ)からのOEMによる新型電動スクーター『EC-05』を、2019年8月より台湾で販売開始することが明らかになった。6月10日、台湾ヤマハ(台湾山葉機車)の公式サイトでは、EC-05のティザー動画が公開された。
ヤマハは2018年9月、ゴゴロとの協業を発表。ゴゴロの電動スクーターと、簡単にバッテリー交換ができるバッテリーステーションによる電動二輪ビジネスを軸に、ヤマハブランドの車両およびビジネスを拡大していくとしていた。
EC-05は、ゴゴロの商用電動スクーターをベースに、日本のヤマハがデザインを担当している。航続距離をはじめ詳細な仕様、価格などは未公表だが、Gogoro Energy Networkが展開するバッテリー交換ステーションの「GoStation」に対応するという。当初、台湾市場でのみ販売。販売方法については後日正式発表される。
公開されたティザー動画「YAMAHA EC-05|Chapter0《夜之序曲》」は、アジアン映画テイストあふれるものに仕上げられた。ある夜の台湾を舞台に、そこで生活する若者たちの姿を追いかける。都会のネオンに、近未来的なデザインのEC-05のLEDライトが重なる、というもの。動画の中では、EC-05のフロントマスク、リアデザイン、フレーム、そして電動スクーターならではのモーター音が確認できる。
ヤマハ×台湾Gogoro、新型電動スクーター『EC-05』ティザー公開…8月に台湾で発売
2019年06月10日(月) 16時37分
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