スズキのインド部門、マルチスズキは4月23日、『アルト』(Suzuki Alto)の改良新型を発表した。
アルトは、15年連続でインドの最量販車に君臨するスズキのベストセラー車だ。2018年度(2018年4月〜2019年3月)は、インドで25万9401台を販売。2000年の発売以来、累計販売台数は370万台を超えている。
現行アルトは2014年11月、インドで発表された。デビューからおよそ4年半が経過した今回、初の大幅改良を受けた改良新型が登場している。
外観は、新デザインのグリルやヘッドランプで表情を一新した。バンパーやフェンダーのデザインも新しい。インテリアには、デュアルトーンのシートを採用。ダッシュボードのデザインも変更された。「Smart Play Dock」と呼ばれる新しいインフォテインメントシステムを採用。Bluetoothを使って音楽を楽しめる。
改良新型は、エンジンのハードウェアとソフトウェアのアップグレードなどにより、インド政府が2020年春から導入する予定の新しい排ガス規制、「BS-VI」(バーラト・ステージ6。欧州のユーロ6に相当)に対応。排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減した。
この新しい796ccエンジンは、最大出力48hp/6000rpm、最大トルク7kgm/3500rpmを引き出す。燃費性能は22.05km/リットルを実現している。
スズキ アルト に改良新型、インド最量販車が表情一新…燃費は22km/リットル
2019年04月25日(木) 12時45分
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