アルピナ B7 改良新型(ジュネーブモーターショー2019)

BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは、ジュネーブモーターショー2019において、改良新型『B7』(Alpina B7)をワールドプレミアした。

アルピナは1961年に創業した。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。

アルピナの最新作となるのが、改良新型B7だ。BMWが発表したばかりの改良新型『7シリーズ』に、早くもアルピナが登場している。

外観は大型化されたフロントグリルが特徴だ。専用のエアロパーツやアルピナらしい細いスポークを持つ大径ホイールの効果もあって、迫力のルックスを実現する。

直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、アルピナの手によって、ツインターボ化などのチューニングを実施。その結果、最大出力608hp、最大トルク81.6kgmを引き出す。低回転数でのパワーとトルクの大幅な向上と最新のトランスミッション技術により、0〜100km/h加速3.6秒、最高速330km/hの優れたパフォーマンスを可能にした。

アルピナの「スポーツ+」モードは、パワートレインとサスペンションの設定を、最適に調整する。ボタンを押すだけで、車高を15mm下げることができる。最新のインフォテインメントやナビゲーションシステムをはじめ、「ドライビング・アシスタント・プロ」などの安全システムが標準装備されている。

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