スープラMA70型(1988年)

トヨタ自動車は、4月5日から7日の3日間、幕張メッセで開催される「オートモビルカウンシル 2019」に出展、新旧『スープラ』や80年代に人気を博した『ソアラ』などを展示する。

今年の展示テーマは「Neo Classic 80's」。国内メーカー/ブランド5社の共同企画「百花繚乱80's」と連携した、一体展示で、当時の若者を中心に憧れた1980年代を象徴する「デートカー」、「ハイソカー」とともに、新旧スープラを展示する。

スープラは、1986年の『セリカ』モデルチェンジを機に、高性能かつ高級なスペシャルティカーとして独立して誕生。シャシーには、トヨタ『2000GT』以来の本格的な四輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用した。今回、スープラ国内初代モデルとなるMA70型と、17年ぶりに復活した新型スープラを並べて展示する。

また「最強のデートカー」として、ホンダ『プレリュード』とともにその名を轟かせたソアラも登場する。今回は、初代モデルのイメージをキープしながらリファインし、品質感を高めたMZ20型を出展。世界で初めてスペースビジョンメーター等の最新技術を数多く搭載した。

1980年代に起こった「ハイソカーブーム」の主役となったマークII・チェイサー・クレスタの三兄弟からは、『マークII』GX71型が登場。ハイオーナーサルーンとして人気を博し、1985年度のグッドデザイン賞を受賞している。

この他、トヨタ博物館所蔵のカタログや、同じ時代を歩んだクルマ以外の商品も展示し、日本の1980年代の雰囲気の一端を楽しめる内容とする予定だ。

スープラ新型 ソアラMZ20型(1989年) マークIIGX71型(1986年)