フォルクスワーゲングループジャパンは11月28日、『パサートセダンGTE』および『パサートヴァリアントGTE』のハイボルテージ制御用コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2015年10月16日〜2018年10月15日に輸入された378台。
ハイブリッドの電力を制御するハイボルテージバッテリーコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、スタートボタンによるシステム起動時の回路診断実施時において、正常な状態を異常と判定することがある。そのため、メーターにエラーメッセージが表示され、システムを起動できず、車両始動ができないおそれがある。
改善措置として、全車両、ハイボルテージバッテリーコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
不具合は4件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。
VW パサート GTE、ハイブリッドシステムが起動しないおそれ リコール
2018年11月29日(木) 11時15分
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