BMWの旗艦クロスオーバー・クーペSUV『X6』が次期型に生まれ変わる。早くもその頂点に君臨する『X6M』市販型プロトタイプの姿を、Spyder7編集部のカメラが捉えた。
開発車両とは言え、至近距離で見るとその迫力に圧倒される。巨大なキドニーグリル、ベースモデルより大型のエアインテークや、大径ホイール、クロスドリル・ローターを備えるMブレーキ・キャリパー、サイドシル、クワッドエキゾーストパイプなど、かなり攻撃的なエクステリアが確認できる。
最大の注目はその心臓部だ。次世代の「F96型」には、『X5M』次期型と同じ4.4リットルV型8気筒Mツインパワーターボ、「S63」エンジンを搭載する。X6M専用にチューンされた最高出力は、クラス最強の620psとも噂されており、ライバルである、メルセデスAMG『GLE63クーペ』の585psを凌駕する。BMW最新の「CLAR」軽量プラットフォームの採用とあわせて、過去最高のパフォーマンスを発揮するだろう。
BMWは、ベースモデルのX6を2019年にリリース予定で、X6Mは2020年以降と予想される。
BMW X6M 次期型、クラス最強の620psへ…AMGを圧倒
2018年10月20日(土) 17時00分
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