BMW『M3』の次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンク北コースで初めて高速テストを行った。次期型の目玉は、新開発の「S58型」エンジンだ。搭載される3リットル直列6気筒は、最高出力500psを超えると予想され、最大トルクは600Nmにものぼる。
さらにこのエンジンには、ウォーターインジェクションシステムを搭載、48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた最強エンジンとなる。また『M5』同様に4WDシステム「xDrive」を採用していると見られ、ニュルの直線では、そのパフォーマンスをいかんなく発揮していたと言う。
エクステリアはまだカモフラージュが厳重で、ディティールは見えてこない。
次期型は「CLAR」アーキテクチャを採用し、軽量化と剛性アップが図られる。BMWこだわりの前後重量配分50 : 50を維持しながらより低い重心となることだろう。またトレッドの拡大、ホイールベースの延長がされるとレポートされている。
早ければ、2018年秋にベースモデルの新型『3シリーズ』の登場が予想されており、その後2019年にステーションワゴンの「ツーリング」、2020年にM3の投入が期待されている。
BMW M3 次期型、ニュルで500馬力を解き放つ…初の4WD化も
2018年04月15日(日) 12時00分
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