2009年にフルモデルチェンジし現行となる4代目、150系となった『ランドクルーザープラド』がマイナーチェンジした。
ランドクルーザープラドは歴史の長いモデルだけに、今回のマイナーチェンジは2回目となる。最大のトピックスは衝突回避支援パッケージである「トヨタ・セーフティセンスP」を全車に標準装備したこと。また、新たに前後に装着されたセンサーによって急発進を防止するドライブスタートコントロールを追加、ブラインドスポットモニターも装備され、より安全性を向上している。
エクステリア面ではボンネットデザインを変更し前方視界を向上。大型グリル、ヘッドライトを一体化するように囲い込むことで力強さを強調。ヘッドライトは全車でLEDとしている。リヤはコンビランプの形状を変更し突出量を抑えたほか、ガーニッシュデザインも変更となった。
インテリアではインパネまわりのデザインを変更。エアコン吹き出し口上部を下げ前方視界を向上。ナビモニターをタブレットタイプとしている。またセンタークラスターやメーターパネルを金属調とすることで、高級感を増大した。
機能面ではランクルシリーズとしては初となるリヤディファレンシャルへのトルセンLSDの採用や、NORMAL、ECO、COMFORT、SPORT S、SPORT S+の5つの走行モードを選択できるドライブモードセレクトを「TZ-G」に標準装備。ディーゼル車のグレード体系を見直し、「TX」に7人乗りを、TX“Lパッケージ”に5人乗りを追加している。
【トヨタ ランドクルーザープラド 改良新型】押し出し感アップ! セーフティセンスPも標準化[写真蔵]
2017年10月19日(木) 20時30分
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