能登半島地震(1月5日、輪島市)《Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images News/ゲッティイメージズ》

トヨタ自動車は、1月1日に発生した能登半島地震に関連して、8日以降の工場稼働予定について発表した。現地では多くの仕入先とその関係者が地震による被害を受けているという。

1月8日週は、国内の完成車工場における生産稼働を予定通り行なう。被災地域外の在庫部品を活用して稼働する。

1月15日以降の稼働については、現地で余震が続く中、関係者の安全と地域の復旧を最優先に、状況を確認しながら別途判断する予定だ。

●幹線道路の被害状況
国土交通省が7日11時00分現在でまとめたところによると、直轄国道の通行止めは、国道8号・上越市茶屋ヶ原上下線、国道470号・七尾IC〜七尾城山IC上下線、同じく国道470号・のと三井IC〜穴水IC上下線の2路線、3か所。

補助国道は3路線、29か所で被害。国道249号において、大規模な崩落等を多数確認しており、道路啓開を実施または準備中だ。都道府県道等では66路線、93か所で被害。

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