日産自動車の米国法人、北米日産は9月5日(日本時間9月6日)、米国ネバダ州ラスベガスにおいて、新型『リーフ』の米国仕様車を初公開した。
先代(初代)リーフは2010年末、米国市場で発売。米国では、累計11万2000台を売り上げた。全世界の累計販売台数が28万3000台だから、初代リーフは全販売台数のおよそ4割を、米国で販売したことになる。
それだけに、新型リーフの販売に、北米日産は力を入れている。米国での新型のベース価格は、3万ドルを切る2万9990ドル(約326万円)に設定。先代よりも690ドル(約7万5000円)引き下げ、さらなる販売増を狙う。
米国市場で競合するのが、GMのシボレーブランドのEV、『ボルトEV』。同車の米国ベース価格は3万6620ドル(約398万円)。リーフはこれを6630ドル(72万円)も下回るベースプライスを掲げており、価格面でのインパクトは大きいといえる。
新型リーフは米国では2018年初頭、全米50州で発売される予定。北米日産のホセ・ムニョス会長は、「2010年に初代リーフを発売した時、世界で最も手頃な価格の量産EVとなった。新型も初代のコンセプトを受け継いでいる。新型リーフは、米国における日産のもうひとつのゲームチェンジャーになるだろう」と自信を示した。
【日産 リーフ 新型】米国ベース価格は3万ドル切る…690ドル値下げ
2017年09月07日(木) 10時00分
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