by 中村 孝仁 on 2025年07月10日(木) 18時00分
「スズキ株式会社とトヨタ自動車株式会社は、両社の協業を発展させ、スズキが開発するSUVタイプのバッテリーEV(BEV)を、トヨタにOEM供給することを決定しました。新モデルは、インドのスズキ・モーター・グジャラート社にて、2025年春から生産開始予定です」
上のような発表があったのは、2024年10月24日のことである。そして、インドのスズキ・モーター・グジャラート社で生産されるモデルこそ、スズキ『eビターラ』と名付けられたコンパクト・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年07月07日(月) 12時00分
新しい『クラウン』はバリエーションで勝負? 発表の時から4車種がラインナップされることは解っていたが、そのしんがりを務めるのが『エステート』である。
昔のクラウンだってエステートは存在したが、今回のエステートは相当に異質である。このエステート、一般的にはステーションワゴンと呼ばれるケースが一番多いと思う。まあメーカーによっては他に、単にワゴンと呼んだり、フランス系ではブレーク、そしてVWなどはヴァリアントなどとも呼ぶ。いずれの場合も、・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年07月03日(木) 12時00分
世界で初めてディーゼル乗用車を発売したのは、メルセデスベンツである。1936年というから第2次世界大戦前の話である。
ディーゼルエンジンが爆発的に進化して音も静かになり、排気ガスもクリーンになったのは、コモンレールという技術が導入されたからであるが、これは日本のデンソーが最初に作り、それをトラックなどに使用して実用化した。そして、このコモンレールターボディーゼルを乗用車向きに量産したのはボッシュで、それを初めて使ったのは予想外にもアル・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年07月01日(火) 12時45分
マツダ『CX-60』にはもう何度も試乗している。販売開始は2022年秋。試乗会での評価はかなり酷なものであったと記憶する。
その後に改良モデルが投入されたものの、2024年10月にはリコールも発生。なんとなく多難な船出となってしまったが、新開発のFRプラットフォームと縦置き3.3リットル直6ディーゼル搭載、それにトルコンを使わない8速ATの採用等々、新機構満載のクルマであるから、初期に色々と問題点が出ても仕方のない状況であったことは容・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年06月30日(月) 11時30分
物を買う時、どうせ買うなら大きいものを買う。これ、やりがちな行為である。とりわけ子供の服などはその典型。どうせすぐに大きくなって着れなくなるから。これ、道理である。どうもクルマにもその公式が漠然と当て嵌まる。
同じ値段ならデカい方を買おう。その方が見栄えもいいし、室内で快適に過ごせるから。そんな理由から、スーパーハイトワゴンなる背の高い軽自動車が受けているのだろうか。確かに乗降性はいいし、室内の解放感も高い。でも、それなりに犠牲になる・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年06月17日(火) 12時00分
スズキのクルマと言うと、やはりどうしても軽自動車が日本の市場をけん引していることは紛れもない事実なのだが、乗用車の隠れた人気モデルがある。それが『ソリオ』だ。
某webによれば、新車人気ランキングでスズキ車中トップに位置するのがソリオなのである。現行ソリオは、今年1月にマイナーチェンジしてデビューしたモデル。まあ、新しいから人気があるという側面もあるのだが、いわゆるトールワゴンという市場に置けるポジショニングとしては、市場をけん引して・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年06月15日(日) 12時00分
改良されたマツダ『CX-60』にじっくり乗ることができた。今回は一番ベーシックな3.3リットルディーゼルを搭載したモデル。電動アシストの全くないICEだけのモデルである。今回は静岡往復を中心に、およそ500km走行した。
◆新グレード「XD SP」に試乗
走りの面から話をすると、乗り心地に関しては十分に快適さを増しているから、及第点をつけることができる。細かい変更点などについては、すでに前回の試乗会レポートでも少しお伝えしているので控・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年06月05日(木) 12時00分
今から2年前に、果たしてマツダ『CX-5』は存続するのか…というタイトルでレポートを書いた。結論から言ってそれは存続が現実となった。既に覆面車がアメリカでは次期モデルがスクープされていて、それはかなりアメリカでも大きな関心事となっているようである。
注目しているのは何もアメリカだけではなく、オーストラリアや南アフリカなどでもモデルチェンジのスクープ情報がネットを飾っている。現行モデルは2017年に登場だが、2012年に誕生した初代から・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年05月30日(金) 12時00分
まさにBMWらしさの全開である。「駆け抜ける歓び」というキャッチコピーに相応しいクルマがこの『X2 M35 xDrive』ではないだろうか。
初代のX2がデビューしたのは日本では2018年のことだから、もう7年前のこと、フルチェンジされて2代目に移行したのは2023年暮れだが、メディア用に試乗車が用意されたのは2024年になってから。そうは言ってもそれからもう1年は経っているわけなので、だいぶ遅い新車試乗となった。
◆1シリーズ以上・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年05月24日(土) 12時00分
よく「終のクルマ」の話を聞く。最近はフェイスブックでその話題が頻繁に出て来る。そうしたクルマの多くがかなり硬派なスポーツカーだったり、スーパーカーだったりするのは少々驚きである。
まあ、こうしたクルマを終のクルマとする人は、たぶんまだ壮年期以前の人なのだと思う。何故なら、十分に体が機能して、反射神経が優れ、動体視力も優れているからなのだと思う。
ところが現実はそう甘くなくて、「終のクルマ」ということは、それこそ免許返納一歩手前で乗る・・・
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ティーダからの乗り換え。ダイハツCVTの味付けが自分に合っていたことから...[ 続きを見る ]