キャデラック CT5《写真提供 GMジャパン》

ゼネラルモーターズ・ジャパンは7月31日、キャデラック『CT6』、『CT5』とシボレー『カマロ』の3車種計526台について、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

今回のリコールは、動力伝達装置のトランスミッション・コントロール・モジュールに不具合があることが判明したため実施される。同モジュールのソフトウェアにおいて設計検討が不十分なため、特定の状況下で正しく制御できないことがある。

最悪の場合、走行中にホイールがロックするおそれがあり、安全上の問題となる可能性がある。

対象車両は以下の通り。キャデラックCT6:148台(2018年7月24日~2020年2月29日輸入)キャデラックCT5:182台(2020年9月17日~2022年5月23日輸入)シボレーカマロ:196台(2020年7月22日~2022年8月17日輸入)

改善措置として、トランスミッションコントロールモジュールのソフトウェアを対策プログラムに書き換える作業を無償で実施する。

これまでに不具合の発生、事故の報告はない。

シボレー・カマロ《写真提供 GMジャパン》 改善箇所《画像提供 国交省》