
ダイハツ工業は15日、ダイハツ認定中古車を月々定額で利用できるサブスクリプションサービス「ツキノリ」の本格展開を開始したと発表した。SNSでは「かなりおトクじゃん」など新しいサービスへの期待の声が多く集まっている。
現在サービスを提供している2販売会社に加え、新たに12販売会社での利用が可能になった。2025年内にはさらに13販売会社にも拡大し、合計27販売会社でのサービス展開を予定している。
近年、顧客のクルマの使い方が多様化し、新車や中古車の購入だけでなく、リースやシェアリングといった新しい利用形態が増加している。ダイハツでは年単位での利用を前提とした残価設定型クレジット「ワンダフルクレジット」や、日(時間)単位でのカーシェアリングサービス「TOYOTA SHARE ダイハツステーション」を展開してきた。
「ツキノリ」は、その中間となる「月単位」での利用を実現することで、生活環境やクルマの使用目的の変化などに伴う、決められた期間中の移動手段や、購入前の検討としてのお試しなど、手軽に利用できるサービスとなる。
最短1カ月から最長11か月まで顧客の都合に合わせた期間で、豊富なラインナップのダイハツ認定中古車から好きなクルマを選択できる。月額利用料金は、任意保険料、メンテナンス費用などを含めて2万5000円(税込)からの設定となる。
申し込みについてはWEBおよび郵送での手続きと、支払いはクレジットカードとなるため、サービス開始時を除いて、手続きのための店舗への来店は必要ない。
対象車種は軽乗用車の『ミライース』、『ミラトコット』、『ムーヴ』、『ムーヴカスタム』、『キャスト』、『タフト』、『タントカスタム』、『タントファンクロス』、『ムーヴキャンバス』、『ウェイク』など幅広いラインナップを用意している。
X(旧Twitter)では、「便利!車って維持費掛かるから持つのハードル高い」「これ、まともな任意保険込みならかなりアリなのでは?」と新サービスへの期待の声が多く集まっている。
他にも「今までのリースと違って、意外と使えるかもしれない!」「これ認定中古の閾値がとんでも低くならない限りかなりおトクじゃん」といったコメントも見られた。また「長期で借りるのとローン組むならどっちがいいのかな?」といった声も見られた。新しいサブスクサービスの今後の展開に期待だ。


