日産自動車の米国部門は、SUVの『ムラーノ』新型が、米国道路安全保険協会（IIHS）から最高の安全性評価「TOP SAFETY PICK+」に認定されたと発表した。これはIIHSが与える最も権威ある安全賞だ。
テネシー州スマーナで製造される新型ムラーノは、2025年型『アルマーダ』、2025年型『パスファインダー』に続いてTOP SAFETY PICK+賞を受賞した。今回の評価には、更新されたモデレートオーバーラップ前面衝突テストが含まれている。このテストは40%オフセット衝突をシミュレートし、後部座席の保護性能を測定するため後席ダミーも使用する。TSP+を獲得するには、このテストで最高評価の「Good」を取得する必要がある。
ムラーノとパスファインダーの両車種が2025年IIHS TOP SAFETY PICK+評価を獲得したことで、日産は新しい厳格な基準を満たす中型SUV2車種を持つ3社のうちの1社となった。
全面刷新されたムラーノは、2024年後半に米国で発売され、大胆なデザインとプレミアム機能、シームレスな接続性を組み合わせている。新鮮な外観に加え、241hpの2.0リットルVCターボパワートレインを搭載し、キルティング加工のセミアニリンレザーシート、マッサージ機能付きフロントシート、パノラマムーンルーフなどの内装を備えている。
また、新型ムラーノはGoogle built-in機能でドライバーの接続性をサポートし、標準装備のニッサン・セーフティシールド360でドライバーの信頼性を高めている。
