マツダ CX-5(英国仕様)《photo by Mazda》

マツダのSUV『CX-5』が英国市場で販売10万台を突破した。グローバルでは累計450万台を超える生産実績を持つ人気車種で、英国でもマツダのベストセラー車となっている。

2012年に発売された初代CX-5は、マツダの「魂動デザイン」とスカイアクティブエンジン技術を初めて搭載した量産車として注目を集めた。2011年のフランクフルトモーターショーで初公開され、そのスタイリング、実用性、運転の楽しさが評価されて、販売面で成功を収めた。

2015年に大幅改良、2017年に第2世代を投入し、2022年にも更新を実施。現在のCX-5は全ガソリンモデルに24Vマイルドハイブリッド技術を搭載し、165psのガソリン自動変速機モデルには気筒休止機能も採用している。184psの「SKYACTIV-D」ディーゼルエンジンもラインナップに残している。

マツダモータースUKのジェレミー・トムソン社長は「CX-5はマツダの歴史において極めて重要な車。2012年の初代発売以来、英国のSUV購入者に愛され続けている」と述べた。

同氏は「顧客の満足度とロイヤルティが非常に高く、英国で10万台突破は素晴らしい成果だ。現在は『CX-60』、『CX-80』、『CX-30』とともにSUVラインナップを構成しているが、CX-5の成功がマツダをスポーティなSUVメーカーとして確立させた」と評価している。

マツダ CX-5 のSKYAKTIV-Dエンジン(英国仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-5(英国仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-5(英国仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-5(英国仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-5(英国仕様)《photo by Mazda》 マツダ CX-5(英国仕様)《photo by Mazda》