
中国の思想家「孟子」の「来るもの拒まず、去るもの追わず」という言葉にもあるが、三菱自動車が、台湾の電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業に電気自動車(EV)の生産を委託する方針で調整していることが分かったという。
共同通信が報じたほか、きょうの読売、日経などの各紙にも「鴻海、三菱自のEV受託へ、日本企業向け生産は初」(日経)などと取り上げている。
それによると、協業を通じ、生産コストの抑制や開発期間の短縮で商品力を強化するのが狙いで、両社が今月内にも発表する見通しのようだ。
また、読売や日経などによると、三菱自動車は、鴻海から供給を受けるEVをまずは「2026年中に豪州とニュージーランドのオセアニア地域で、三菱自のブランドで販売するほか、他の国・地域への投入も検討する」とも伝えている。
EV事業の強化を掲げる鴻海は、三菱自と企業連合を組む日産自動車やホンダとの連携にも意欲を見せているようで、今後の対応が焦点にもなっているが、中国勢が台頭する中、いわゆるウィンウィンの関係を維持しつつも「日台協力がどこまで拡大するのかどうか」も注目したい。
2025年3月21日付
●三菱自、鴻海からEV供給、開発費抑制、オセアニアで販売へ(読売・2面)
●テスラ苦境世界で不買、右派肩入れ、マスク氏に反発、高級EV、日本市場撤退、車両大きく販売伸び悩み(産経・3面)
●株主優待が「復権」市場改革・新NISA効果、持ち合い解消、個人に秋波(産経・5面)
●マイナ免許証、24日から、取得・切り替えいずれも任意(東京・4面)

