
スズキは、大型スポーツアドベンチャーツアラー『Vストローム800』と『Vストローム800DE』のカラーリングを変更を発表。3月14日より発売する。
Vストローム800とVストローム800DEは、幅広いユーザー向けに、毎日の移動からツーリングまでの利便性を両立した軽量で扱いやすい800ccクラスのモデルとして開発。Vストローム800は舗装路や長距離ツーリングでの高い快適性と走行性能を追求、Vストローム800DEは未舗装路まで足をのばすことを想定した設計、装備としているのが特徴だ。
エンジンは『GSX-8S』『GSX-8R』に搭載される775ccの2気筒エンジンと共通で、クランク軸に対して90度に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現している。
◆長距離ツーリング&舗装路の快適さを追求した『Vストローム800』
Vストローム800は様々な走行シーンに対応する電子制御システム「S.I.R.S.」(スズキインテリジェントライド
システム)に加え、フロントタイヤには19インチホイールとラジアルマウントブレーキキャリパーを装着、前後タイヤにチューブレスタイヤを採用するなど、舗装路での走行性能に適した設定としている。
また、長距離走行時の疲労軽減に貢献する高さ調整式のウインドスクリーンのほか、長距離ツーリングに適した20リットルの大型タンクを装備し、Vストローム800専用のライディングポジションにより、快適性の向上が図られている。
カラーは、グレーの「オールトグレーメタリックNo.3」、赤の「キャンディダーリングレッド」、マット黒の「マットブラックメタリック No.2」の3色を設定する。
価格は127万6000円。
◆さらに一歩踏み込んだオフロード仕様の『Vストローム800DE』
Vストローム800DEは、Vストローム800と同様に「S.I.R.S.」を採用するほか、トラクションコントロールシステムに専用の「Gモード」を設定、さらにリヤブレーキのABS解除モードを設定することで、未舗装路でライダーの好みに応じたコントロールができる。
調整式の前後サスペンションと、フロントには大径の21インチホイール(ワイヤースポークタイプ)を装着、前後タイヤにセミブロックパターンのチューブタイプのタイヤを採用した。外装にナックルカバーとアンダーカウリングを追加。Vストロームシリーズ共通のイメージを維持しながらも、シャープなスタイリングとし、タンクの下まわりやフロントカウルの先端部分にアクセントカラーを採用している。
カラーは、白の「パールテックホワイト」、黄の「チャンピオンイエローNo.2」、黒の「グラススパークルブラック」の3色で、Vストローム800とは異なる個性を得ている。
価格は136万4000円。












