『WRX S4』『レヴォーグ』のリミッターをカット! HKSから「VAC II」が販売開始《写真提供 HKS》

チューニングパーツメーカー・HKSからスバル『WRX S4』(VBH 2021年11月〜)と『レヴォーグ』(VNH 2021年11月〜)のスピードリミッターを解除する「VAC II」が新発売。税込み価格は5万2800円。

一般的にECU書換え方式のスピードリミッター解除の場合、ディーラーの点検などでECUを書き替えられた場合機能を失ってしまうが、HKSでは車両を制御するCAN通信の信号を独自に解析し、スピードリミッターの解除を可能とした。

VAC IIの場合は接続しても機能に影響はなく、付属の復帰コネクタでノーマル状態への復帰も可能となっている。

また、車速信号を出力するオプション車速信号出力線が付いているので、車速パルス信号を必要とするデバイスへの車速信号出力が可能となっている。

防水ケース採用なのでエンジンルーム内の設置が可能。車内に配線を引き込む必要なく使用できる。

なお、チューニングが進んだ車両においては、CVT回転数が車両側の制御領域を超えるため、車速270km/h付近で警告灯が点灯する。警告灯が点灯した場合、車両側の各所の機能が制限されるなどの異常が発生する恐れがあるため、取り扱いには十分な注意が必要。

『WRX S4』『レヴォーグ』のリミッターをカット! HKSから「VAC II」が販売開始《写真提供 HKS》 『WRX S4』『レヴォーグ』のリミッターをカット! HKSから「VAC II」が販売開始《写真提供 HKS》