
チューニングパーツメーカー・HKSから、トヨタ『GRヤリスGen2』(GXPA16 2024年4月~)搭載のG16Eエンジン用「メタルキャタライザー」が新発売。税込み価格は43万4500円。
「メタルキャタライザー」は、浄化性能を確保しながら排気効率を高めた置き換え用触媒パーツ。純正の第1触媒セラミック600セル・第2触媒セラミック300セルに対し、第1触媒・第2触媒ともに150セル仕様の低密度メタル触媒を採用して、排気抵抗を大幅に低減している。パイプ径は純正Φ70に対してΦ75を採用。
第1触媒部では貴金属の割合を最適化したセルを必要最小限のサイズとし、浄化性能確保と排圧低減を両立させ、公的機関による排ガス証明書を取得している。また、第1触媒部は熱害対策として純正の遮熱板が装着可能な仕様としている。
触媒のみの交換で最高出力5.4kW(7.3PS)・最大トルク4.8Nm(0.5kgf・m)の向上を実現。同社のスーパーターボマフラーとの組み合わせでは、最高出力10.8kW(14.7PS)・最大トルク14.9Nm(1.5kgf・m)のアップが確認されている。
マフラーが奏でる音も変化する。触媒のみ交換では純正と音量数値的に変化はないものの、純正に対し300Hzが増加し、500~700Hzも増して純正よりも高めの排気音となる。スーパーターボマフラーとの組み合わせでは、500Hzがより強調され、200Hz以下の低音域も強調されて、より力強い排気音になるとのこと。
溶接は全てTIG溶接としてバフ研磨も施されるなど、外観面でも徹底している。MT、ATそれぞれ専用ブラケットが付属する。

