
GM(ゼネラルモーターズ)は1月30日、キャデラック『エスカレード』のブレーキシステムついて、プログラムに不備があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2023年2月24日から2024年5月6日に輸入された172台。
ブレーキシステムコントロールモジュールにおいて、プログラムが不適切なため、ブレーキフルードが低下した場合、設計どおりに警告灯が点灯しない。そのため、運転者はブレーキフルードが低下したことを認識出来ず、安全に停止出来ないおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキシステムコントロールモジュールのソフトウエアをアップデートする。
不具合、事故ともに発生しておらず、問題の発見は北米からの情報による。

