メルセデスベンツ Cクラス 改良新型のプロトタイプ《APOLLO NEWS SERVICE》

2025年一発目のスクープは、メルセデスベンツの主力モデル『Cクラス』改良新型だ。プロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。市場では、アウディ『A5』新型と対峙しながら、BMW『3シリーズ』次期型を迎え撃つことになる。

第5世代となる現行型Cクラス(W206/S206)は2021年にデビュー、ライフサイクル中期のアップデートは2025年春から夏になる計画で、これが初の大幅改良だ。

捉えたプロトタイプは、ボディ前後をゼブラ模様でワイルドにカモフラージュしている。メルセデスベンツではEVと内燃エンジンモデルとの間で、スタイリングの差異を小さくするアプローチを採用しているが、それでも全体的としては、内燃エンジンモデルは今後発売される予定のEVと比較して、より明確な視覚的アイデンティティを保持しているようだ。

Cクラス改良新型のプロトタイプは、まずフロントエンドでは、グリルがバンパーのはるかに広い領域を覆っていることがわかる。そして現行型から微調整された吸気口と、新設計されたLEDヘッドライトが装備される。照明ユニットには、スリーポインテッドスター型LEDデイタイムランニングライトを配置する。これはまもなくメルセデスベンツのラインナップ全体で共有されるモチーフだ。

フロントウィンドウには新しいセンサーを搭載し、より洗練されたADASを搭載する可能性も高い。側面のシートメタルは現行型とまったく同じに見えるが、サイドミラーは新しくなり、インジケーター用のダブルLEDストリップと新しいカメラを備えている。リアセクションでは、LEDテールライトの新しいグラフィックとバンパーの調整が期待される。

キャビン内では、触り心地の良い新素材で内装の質感は向上するが、デザインに“革命”は起こらないだろう。改良されたMBUXシステムと、大型の兄弟車から新しい安全・快適機能を受け継ぐはず。

パワートレインに大きな変更はない。内燃エンジン駆動の特性を犠牲にすることなく、魅力を洗練させる方針だ。完全電動バージョンは2026年に『GLC』と合わせてを導入するようだ。

改良新型では、9速オートマチックトランスミッションのギア比を調整して、燃料消費量とエミッションを削減するなど、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドのオプションに重点を置いて、最適化を行なうことになりそうだ。パフォーマンス仕様のメルセデスAGM「C63 S」では、批判されている直列4気筒PHEVセットアップを捨て、より魅力的なマイルドハイブリッドV8エンジンにすると伝わる。

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