ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》

ホンダは11月5日に開幕したEICMA2024(通称ミラノショー)で、『CB750ホーネット』の2025モデルを発表した。2023年に登場して以来のモデルチェンジとなり、LEDヘッドライトによるシャープな新しいフロントマスクを手に入れた。5インチのカラーTFTスクリーンもアップデート。さらに「クラス最高のパワーウェイトレシオを実現」するなど走りも進化している。日本にも導入予定だという。

欧州では1998年に登場した初代『CB600Fホーネット』が爆発的人気に。2000年から2014年までに「ホーネットカップ」が開催されるなど親しまれながら、レーシングバイクとしての性能を高め続けてきた。

755ccパラレルツインエンジンは、9500rpmで92hp(67.5kW)の最大出力と、7250rpmで75Nmの最大トルクを発揮。ガソリン満タン時の重量を190kgに抑えることで、このカテゴリーで最高の重量/出力比、0.36 kW/kgまたは2.81 kg/kW相当を実現する。

CRFシリーズへの採用で実績のある8バルブユニカムディストリビューションは、最適な燃焼を確保するために渦吸気チャネル(渦流ダクト)と下降吸気ダクトを使用。また270度クランクシャフトから生まれるストロークは力強さを表現。優れた運転感覚と個性をもたらす。6速ギアボックスにはアシスト&スリッパークラッチを装備する。また純正アクセサリーには最新版のクイックシフターも用意される。

スロットルバイワイヤ(TBW)の採用により、5つのライディングモードが選択可能。さらにHSTC(ホンダセレクタブルトルクコントロール)によりトラクションコントロールを3段階で調整することができる。

エンジンはダイヤモンド型のスチールフレームに収められており、チューブの厚さや剛性の最適化により軽量化を実現。足回りは、41mmのショーワ「SFF-BP」倒立フォークと、Pro-Linkリンケージを備えたショーワショックアブソーバーを採用。ダブル4ピストンラジアルマウントキャリパーは、強力かつコントローラブルなブレーキ性能を発揮する。

新設計の5インチカラーTFTスクリーンは、AndroidおよびiOSデバイス向けの「Honda RoadSync」との連携が可能に。バックライト付きのコントロールユニットで操作ができる。ウインカーには自動オフ機能、緊急ブレーキ警告システムも統合されるなど、使い勝手、安全面も向上させている。

ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》 ホンダ CB750ホーネット《photo by Honda》