
パイオニアは10月3日、バイク専用ナビゲーションアプリ「MOTTO GO(モットゴー)」に大幅なアップデートを実施した、と発表した。今回のアップデートでは、ユーザーからの要望が高かった2つの新機能が追加され、ツーリングの楽しみをさらに広げることが可能になった。
「MOTTO GO」は、バイク向けに最適化されたナビゲーションや、プッシュ型音声での情報提供により、安心・安全で快適なツーリングをサポートするアプリだ。2024年7月の提供開始以降、ダウンロード数が7万件を超えるなど、多くのライダーに利用されている。
新たに追加された機能の1つ目は「MOTTO GOボタン」だ。このボタンをタップするだけで、駐車場やガソリンスタンド、コンビニ、道の駅などの周辺情報や、走行中に音声案内されたスポット情報を確認できる。ツーリング中に次の立ち寄り地を探す際、簡単に周辺情報やスポット情報にアクセスしてルートを設定できるようになった。
2つ目の新機能は「地図から続けて経由地追加機能」だ。目的地への到着時間や距離よりも、走行するエリアや道路を優先することが多いツーリングライダー向けに開発された。地図を見ながら自分が走りたい道や場所を経由地ポイントとして入力(最大20カ所)し、好みのルートを簡単に作成できる。
パイオニアは今後も、ユーザーの声を活かしながら「MOTTO GO」の機能を追加・更新し、より楽しいツーリング体験を提供していく方針だ。
「MOTTO GO」は、排気量区分別のルート探索(50ccを除く)や、信号数のカウント、右左折ポイント、交差点の情報など、バイク向けに最適化されたきめ細かいナビゲーションを特徴としている。また、「急カーブ地点」や「渋滞」「天気」などの走行中のリスクや不安を軽減して安全な走行をサポートする情報や、「全国のツーリングコース」「付近の観光スポット」「景観スポット」などツーリングの楽しみを広げる情報も提供している。

